2024-25年度 ガバナー月信

2025年5月号

会長の皆様、お元気ですか。
今日お伝えしたいことは
2点です。

国際ロータリー第2580 地区
2024-25 年度ガバナー
石川 彌八郎

4月9日(水)地区研修協議会で中川雅雄ガバナーエレクトをはじめとした地区役員、クラブ会長エレクト、クラブリーダーの皆様を激励に行ってきました。
①「ロータリアンは、ロータリアンが育てないと、ロータリアンにならない」
②「梅と桜の話」

①ロータリアンは、「ロータリアンが育てないと、ロータリアンにならない」
林竹二先生という、哲学者で教育者の特集を先日テレビで見ました。
先生は「蛙の子は蛙」のお話を始めました。
蛙は、卵が孵化し、オタマジャクシになり、蛙になります。親が育てなくても、蛙の子は蛙になるのです。では、人間はどうでしょうか。「親がなくとも子は育つ」という言葉もありますが、それは、親に代わって誰かが育てたからです。
 先生はオオカミに育てられた子供の事例を話していました。(それが本当であったかどうかについては、諸説あるので、僕自身もそれが事実であったと断言する姿勢はとっていません。)しかし、「ロータリアンは、ロータリアンが育てなくては、ロータリアンにならない」を説明するには、良い話だと感じましたので引用しました。
 オオカミに育てられた子供の話ですが、発見されたとき、当然言葉は話さず、二足歩行もせず、ものを食べるときも手も使わない。まるで動物。
これを人間と呼んでよいのか。つまり、「蛙は蛙が育てなくても蛙になる。」しかし、「人間は、人間が育てなくては人間にならない」と云うことです。同様に、「ロータリアンも、ロータリアンが育てなくては、ロータリアンにならない」。僕が表現したいことはここです。ロータリアンは、放っておいてもロータリアンにはならないのです。入会後、先輩方の教育にかかっているということです。「入会三年未満の会員の教育が重要」の言葉をよく耳にしますが、それを裏付けるのに良いたとえ話だと思った次第です。
 皆様のクラブ、グループにも、良い先輩がいらっしゃるでしょう。
是非、彼らの協力を得て、「ロータリアン」の育成に力を注いでください。

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