2025-26年度 ガバナー月信

2026年2月号



国際ロータリー第2580地区 2025-26 ガバナー月信2月号 vol.8

ロータリーの楽しみ方
「奉仕の繋がりが大きな成果になる」

国際ロータリー第2580 地区 2025-26 年度ガバナー 中川 雅雄

「地区の大きな目標」

 今年の1月で満72歳を迎えました。入会して30年、人生の4割強をロータリーと共に過ごした事になります。なぜ長い間付き合う事ができたか考えると大きな理由が3つあると思います。
 一つめは例会、家庭集会いわゆる炉辺会合、家族会、同好会あるいは趣味の会(残念ながら私自身は入っていませんが)などを通した親睦の場の楽しみ。
 二つめは学びの場としての楽しみ。卓話、とくにゲスト卓話。時局解説や今年の運気などの話題の時は、例会に行く日を楽しみにしておりました。加えてメンター(先輩経営者)との交流は私にとって重要な要素になっています。とくに2011年3月11日に発生した東日本大震災や2019年から始まったコロナ禍においての諸先輩のアドバイスや問題解決の姿勢は非常に役に立ちました。自分自身の心が折れるような時でも、例会に出席するだけで『がんばるぞ!』と勇気を貰ったような気がしました。
 三つめは奉仕と繋がりの場としての楽しみがあると思います。奉仕をする場として楽しみは、奉仕活動した後の達成感がダイレクトに実感できるのが特長です。『奉仕事業には失敗はない』という格言どおり、近年新しく創立されたクラブ、とくに若い年齢のメンバーが奉仕活動をするためにロータリーに入会したという傾向が多くみられます。
 私にとって最も印象に残っている奉仕活動が東日本大震災の時です。
2次災害とも言える津波被害と原発事故。実際に地震直後からテレビから流れたクルマが波に呑み込まれる衝撃的なシーンを観ながら呆然としていました。そんな放心状態だった私に喝を入れてくれたのが浅草クラブの先輩たちでした。『被災者を助けるぞ』という一言が、最後には浅草中央RC、上野RC、東商台東支部、浅草法人会、上野法人会など台東区全域の社会奉仕団体を巻き込む大きな救援活動になりました。被災直後はお金より物資。大きな避難所は公的機関に任せ、私たちは小規模な避難所、神社や寺院に避難している人たちに対する救援活動を行いました。下谷神社が被災地域の神社庁に、小規模の避難所で不足している物資の要望書を依頼、それをもとに各RCや他の団体が下谷神社に救援物資を集積するという形で進められました。当初はタオルやブルーシートから始まり、最後には化粧品のサンプルやLEDランプなど様々な物資を送る事ができました。この救援活動は被災直後の短期的な救援活動として評価され、私にとって印象深い活動でした。この救援活動の成功の要因は、普段からのロータリー活動や他の団体での人間関係が大きく働いたと思っています。まず、最初にロータリアンである下谷神社の宮司に会って状況を聞いた事。そして、浅草や浅草中央のメンバーにこの救援活動への参加を依頼した事が、台東区全体に大きなうねりとして広がったと思います。日頃からの地道な活動がこのような大きな成果を残したのだと確信しています。

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