2026-27年度 ガバナー月信

2026年11月号

国際ロータリー第2580地区 2026-27 ガバナー月信10月号 vol.4
ロータリー財団月間

国際ロータリー第2580 地区 2026-27年度ガバナー 谷一  文子

「地区の4つの目標」

私は以前、ロータリー財団への寄付に消極的でした。その一番の理由は「寄付金が何に使われているか分からない」ということだったと思います。当時は年会費に含まれる形で半ば義務的に徴収されており、自身の所属クラブでも地区補助金やグローバル補助金を全く活用していませんでした。
 しかし、過去に出席したロータリー研究会で、我々の寄付金がどのように運用されているかについて明確な説明を受けました。現在15% の運用益をあげており、以前はなんと約30% も上げていたという事実に驚くとともに、国際的な人道支援だけでなく、我々の身近な地域社会の奉仕活動にも広く活用できることを改めて知ったのです。
 当地区の東京荒川ロータリークラブによる「空を飛ぶ血液が命をつなぐ! モンゴル・ドローンプロジェクト」は、国際ロータリーの『財団室NEWS』でも大きく取り上げられています。私も今年5月に現地へ同行し、ドローンが病院間を力強く飛び立つ姿を目の当たりにしました。現地で歓声が上がったあの瞬間は、今も忘れられません。
グローバル補助金を有効に活用し、ロータリーが掲げる7 つの重点分野(①平和構築と紛争予防、②疾病予防と治療、③水と衛生、④母子の健康、⑤基本的教育と識字率向上、⑥地域社会の経済発展、⑦環境の保護)において、より大きなインパクトをもたらす奉仕活動を展開していきましょう。
 また、1988年には世界で推定35万人いたポリオ患者ですが、現在はパキスタンとアフガニスタンの2カ国において、わずか42人の症例(2026年1月~10月13日:世界ポリオ根絶推進計画〈GPEI〉データ)にまで減少しています。しかし、今ここで完全に根絶しなければ、今後10年間で毎年20万人が再び発症するとも警告されています。
 現在、ロータリー財団への1米ドルの寄付に対して、「ゲイツ財団」から2 倍の2米ドルが上乗せされます。すなわち、ロータリーが毎年5,000万米ドルを拠出することで、計1億5,000万米ドルという巨額の資金が根絶活動に投入されているのです。これまでロータリーは、約30億人の子どもたちへの予防接種を支援し、29億米ドル以上を寄付、各国政府から110億米ドル以上の財政支援を導き出してきました。
 私の大学時代の友人に、ポリオの罹患者がいました。当時、正しい知識のなかった私は、彼女に「ポリオなの?」と無遠慮で残酷な言葉を投げかけてしまいました。美しく、きわめて頭脳明晰だった彼女が、もしポリオにかかっていなければ、きっと世界を舞台に大活躍する人材になっていただろう……。そう思うたびに胸が締め付けられ、私はポリオ根絶の日をこの目で絶対に見届けたいと強く願うようになりました。
 現在、各グループで「ポリオ根絶プロギング」が始まっています。写真は、10月24日に多摩グループで開催された、当地区初となるプロギングの活気あふれる様子です。皆様の積極的なご参加と行動をお待ちしております。

多摩グループポリオ根絶プロギング(2026年10月24日)

続きはこちらを押してください
ガバナー月信の全文はこちら

GOVERNOR’s Monthly Video Message

November