2023-24年度 ガバナー月信

2024年3月号

先入観を持たないで
ロータリーを楽しみましょう!

国際ロータリー第2580 地区
2023-24 年度ガバナー
栃木 一夫

第4 回RYLA セミナー最終日の記念撮影にて2024年2月25日(日)於 国立オリンピック記念青少年総合センター
第4回RYLA セミナー最終日の記念撮影にて
2024年2月25日(日)
於 国立オリンピック記念青少年総合センター
 地区大会の新入会員昼食会でこんな話をしました。私は東京北ロータリークラブに入会して35 年になり、皆出席を続けています。皆出席を続けている理由をよく聞かれます。
  • 例会での会員との交流が楽しい
  • 卓話がためになる
  • 食事がおいしい
  • 自分磨きになる
  • 仕事につながる
 こんな理由を言いたいところですが、本当のところは過去の経験から「一度例会を欠席したら、どんどんスリーピングメンバーになってしまうだろう」と思っていたからです。
 不思議なもので、火曜日例会出席が習慣になっていくと、会社でも「社長はロータリーで火曜日はいない」となり、予定を入れないようにしてくれるようにもなりました。そうこうしているうちに、「今度は休みたくなくなる」「何としてもメークアップしよう」というように、その結果『皆出席』が優先事項になり、35年続いたのだと思います。
 新入会員昼食会では、アンケートを取らせていただきましたが、「仕事が忙しく例会に出席できない」「例会回数や行事が多すぎる」というようなご意見がありました。議論するまでもなく、仕事が一番の優先事項ですが、そこにロータリーは会員一人一人の向上であり、会員の事業の向上のために有益だということも付け加えていただきたいのです。ロータリー活動に参加することにより、高い倫理観を持ち、信頼や人柄により事業が発展することが理想です。
 このような理想実現のために、私が入会したころは、「1業種1名」や例会出席についても「60%出席しないと会員身分の自動終結」という会則もありました。これを補うため、時間を作れた時に出席すればよい「メークアップ」という制度もあります。
 私は今お話ししましたように、理屈よりも社員をはじめ、周りがロータリーに行く環境を作ってくれ、健康も特に大きな問題が起きず、その他家庭も含め何かと恵まれていて、35 年間皆出席が出来ているのだと感謝しています。
 アンケートの回答で、仕事が忙しく例会に出席できない、例会回数や行事が多すぎるというようなご意見について、私がお答えできるのは、「どんな会合でもよいから時間を取れるときには出席してください」という事です。どこのクラブにも、夜間例会
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とか炉辺会、あるいは土日に行う奉仕活動、その他ゴルフ会やワイン会、とか趣味の会等どこかに出席できるはずです。
 子供の頃のように、余計な先入観を持たないで、ワクワク感をもって会合に出ましょう。そして出席すれば、何か気が付かないことも含めて収穫があります。
 そしてロータリー活動を理解する一助として、新入会員の皆様も、在籍4年以上の会員の皆様も、例会出席、そしてロータリーの友の購読やRLI(ロータリー  リーダーシップ研究会)への参加、さらにMy Rotaryから学び奉仕を通して< Get the Joy of Rotary >、共にロータリーを楽しみましょう。

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