2023-24年度 ガバナー月信

2024年6月号

一年振り返り〜感謝〜

国際ロータリー第2580地区
2023-24年度ガバナー
栃木 一夫

国際ロータリー シンガポール国際大会 第2580 地区ガバナーナイトにて 2024年5月28日(日)於:PAN PACIFIC SINGAPORE
国際ロータリー シンガポール国際大会
第2580 地区ガバナーナイトにて
2024年5月28日(日)
於:PAN PACIFIC SINGAPORE
 多くの方々のご支援ご協力をいただき、おかげさまで6月を迎えることが出来ました。年度末、最も気になるのは7月1日の引継ぎの会員数です。今年度は各クラブのご努力により4月末現在、199名の純増となっています。なお地区大会では3,300名を目標にすることが決議されました。6月の会員の動向には、特に気遣いしあうようお願い致します。
 言うまでもなく、持続可能な元気なクラブは、「会員がロータリアンとして相応しく、品格ある人達により世代間バランスが程良く構成されていること」「クラブ会計が健全なこと」です。今年度は周年を迎えたクラブが14クラブありました。情報が画一化していませんか?自由な発想・豊かな体験ができますか?歴史と伝統を宝として、令和という時代に受け入れられるロータリーに進化するために、節目を大切にして持続可能になる変化を探っていただきたいと思います。
 私の年度は、2023年1月7日からコロナの影響で2年ぶりの対面での開催となった米国フロリダ州オーランドRosen Shingle Creek での初開催の国際協議会(GETS)から実質はじまりました。日本では2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が感染法上の2類から5類に引き下げられ、7月からのガバナー年度では普段の生活、活動を取り戻すことができました。沖縄開催のインターアクト年次大会は、
シンガポール国際大会本会議・日本紹介
シンガポール国際大会
本会議・日本紹介
台風の影響で中止になったのは残念でしたが、多くの方々にご協力をいただき、お陰様で公式訪問をはじめ、その他行事は、スケジュール通りに開催、訪問をすることができました。
 ガバナー年度を振り返ると、学生時代よく遊びに行った友人の父親の口癖を思い出しました。「人は人を採点できないのだから成績表は気にするな。」「人生の本当の勉強は社会に出てからだ。」「人生に勝ち負けはない。」私たちは、その当時素直に「そうだ!そうだ!」と言っていました。また以前耳にした話ですが、「人生で大切な事は『心身の健康』、『学習』、『繋がり』の3つに集約される。」という話がありました。ガバナーを務めさせていただく中で、ロータリーの活動からいろいろなご縁をいただき、繋がり、真の友人を増やすことが出来ました。友人の父親の口癖にあるように、ロータリーは社会に出てからの人生に欠かせない奉仕の理念の学習の場だと改めて確認いたしました。ガバナーとして、これら多くの事柄の類い稀な経験をさせていただいた一年となりました。
 AIに翻弄されるかもしれない時代、世界の秩序が崩れてる時代だからこそ、ロータリーの世界的な草の根的奉仕活動に参加することは、平和について思い、忘れない、あきらめないということにつながるのではないでしょうか。今月号の矢島新子先生のコラムに、「ロータリークラブの活動がメンタルヘルス向上に役立っている」とありました。だからロータリアンは心身健康で元気な奉仕の理念を備えた活動人が多いわけです。「ロータリーに乾杯!!」ですね。
 先日大リーグドジャースの本拠地、ロサンゼルス市は、5月17日を『大谷翔平の日』に制定したと発表がありました。同日、私は喜寿を迎えることができました。残り任期あと30日、しっかり努めます。最後の応援をよろしくお願いいたします。

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