【マンガ】奉仕の理念を未来へ繋ぐ ロータリーの原点決議23-34から紐解く奉仕の心
64/78

64全分野の職業人を対象とするロータリー倫理訓この職業倫理基準は、我々の共通な人間性に基づく思いやりを心に留めるものである。職業上の取引や野望や諸関係は、常に社会の一員として自分が果たす最高の義務を考慮すべきである。職業生活のあらゆる場面において、また、自分が直面するすべての責任において、先ず最初に考えなくてはならないことは、その双方を終えたときに初めて果たされる責任と義務を満たすことである。人間の理念と業績の水準をそれに気づいたときよりも、少しでも高めなければならないし、このことを考えることこそ、ロータリアンとしての私の義務である。第1条 自分の職業は価値あるものであり、社会に奉仕する絶好の機会を与えられたものと考えること。第2条 自己改善を図り、実力を培い、奉仕を広げること。それによって、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」というロータリーの基本原則を実証すること。第3条 自分は企業経営者であるが故、成功したいという大志を抱いていることを自覚すること。しかし、自分は道徳を重んじる人間であり、最高の正義と道徳に基づかない成功は、まったく望まないことを自覚すること。第4条 自分の商品、自分のサービス、自分のアイディアを金銭と交換することは、すべての関係者がその交換によって利益を受ける場合に限って、合法的かつ道徳的であると考えること。第5条 自分が従事している職業の倫理基準を高めるために最善を尽くすこと。そして、自分の仕事

元のページ  ../index.html#64

このブックを見る