【マンガ】奉仕の理念を未来へ繋ぐ ロータリーの原点決議23-34から紐解く奉仕の心
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36解説編② シェルドンと奉仕の理念シェルドン入会1908年、ハリー・ラグルスの紹介でアーサー・フレデリック・シェルドンとチェスリー・ペリーがシカゴロータリークラブに入会しました。シェルドンは自身でビジネススクールを経営しており、そこでは商取引は売り手、買い手の双方が満足しないと成り立たない、双方の信頼関係が無ければ安定した利潤を上げる事が出来ないと説きました。継続的な事業の発展を得るためには、自分の儲けを優先するのではなく他人に対してサービスする、自分の職業を通じて社会に貢献するとう意図を持って事業を営む事が必要であると力説、物質的な相互扶助に頼らずに、継続的に利益をあげて事業を発展させる経営手法として職業奉仕理念を説いたのです。これを実践する為の言葉として「He prots most who serves best」を1911年の全米ロータリークラブ連合会ポートランド大会で発表し、喝采を浴びました。ポール・ハリス会長辞任ポール・ハリスは利己と利他の調和という奉仕理念の追求とその普及を推進するため全米にクラ

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