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| 対人地雷除去に関する特別委員会 | ||||||||
| Q1 対人地雷除去活動の 動機と理由は何ですか? |
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| 私たちの住む地球上には、各地の紛争で使われた“悪魔の兵器"といわれる対人地雷が埋設されたまま放置されています。その数は1億個ともいわれ、毎年1万5千人から2万人の人々が犠牲となり、その多くが貧しい農村の子供と母親です。 この現状を知った東京ロータリークラブは、国連提唱の“地雷犠牲者ゼロ"運動を、ロータリーの国際奉仕の精神に基づいた人道目的活動として取り上げることを提案しました。そしてアジアで最も犠牲者の多いカンボジアで、対人地雷除去活動を支援することを地区内のクラブに呼びかけ、1999年7月、国際ロータリー第2580地区ガバナー直轄の「対人地雷の除去に関する特別委員会」(以下特別委員会と表記)を設置しました。 特別委員会メンバーは、カンボジアの地雷原の現状視察をし、残留している地雷や不発弾によって常に生命の危険に晒され、困難な生活を強いられている人々の様子を目の当たりにして、一刻も早く村の地雷を取り除き、村民が安心して農作業をし、子ども達が学校に通える“クリアランド"を造るプロジェクトを計画しました。 1999年4月に開催された国際ロータリー第2580地区協議会において、「ロータリークリアランド」を地区のプロジェクトとすることを決めました。 |
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| Q2 クリアランドは どのようにして造られますか? |
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| タイとカンボジアの国境地帯、ここは、1980年〜1998年の18年間にわたり、ポルポト派クメール・ルージュ軍と政府軍が死闘を繰り広げた激戦地です。その間、400万個〜600万個の地雷が敷設されたといわれています。紛争終結後、今日も地雷や不発弾が放置された地域では、こうした爆発物に触れた多くの農民や家畜が犠牲となり、尊い人命と大切な生活手段が失われています。 特別委員会は、地雷除去の緊急度が最も高いカンボジア・シェムリアップ州を「ロータリークリアランド1号」候補地として選び、土地を浄化する支援活動を始めました。 地雷除去作業は、英国の地雷除去専門NGOであるヘイロトラスト(HALOTRUST)と契約し、訓練されたクメール人除去隊員によって残留地雷や不発弾の処理が行われています。ヘイロトラストは、故ダイアナ妃がこの団体を支援したことで世界的に有名になりました。 ロータリークリアランド・プロジェクトが進むにつれて、村と村を結ぶ道路の安全が確保され、人と牛車の往来ができ、経済活動が活発になってきました。このプロジェクトの進展によってアジア開発銀行の融資による道路開発プロジェクトも決まり、国際NG0による農村の持続的開発も始まりました。村々に子ども達の歓声、そして人々の顔に微笑みが戻ってきました。 これらの活動を支援するため、特別委員会は毎年1,OOO万円の資金を集め援助を続けています。 |
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| Q3 いつまでやるのですか、 当初は5年計画ではなかったのですか? |
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| 現在カンボジアで行っている国際ロータリー第2580地区の「ロータリークリアランド・プロジェクト」は2010年2月に終結します。 現地除去活動のパートナー、ヘイロトラスト(Q2参照)によれば、2010年、カンボジアで村人が生活する場所の地雷除去と土地の浄化は一応の目途が立つとのことです。また、プロジェクト開始時に「期間は5年です」と決めたのではなく、5年後の国際ロータリー世界大会(2004年・関西)で、その成果を世界のロータリアンにアピールし「その後どうするかはその時点で特別委員会で検討しよう」ということでした。 検討の結果、現地の農民やカンボジア政府、ヘイロトラストから継続してほしいという強い要望があり、また、国際ロータリーからもロータリーに最もふさわしい国際奉仕活動として評価されているため2010年2月を終結の目途として継続することを決定したのです。 |
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| Q4 なぜ地雷除去活動なのですか、 他にもいろいろあるのではないですか? |
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| 学校を造る、識字率の向上を図る、水の保全のため井戸を掘る、生活の改善のため農業を発展させるなど、やらなくてはならないことが多くあります。しかし、地雷原に残された村では、地雷を除去しなければこれらのことを実行することさえ困難です。 生命にかかわる切実な問題であり、まず、貧しい人々の自立の妨げとなる地雷や不発弾を除去することに取り組むことが決定されました。 地雷・不発弾を取り除いた村では、日本を含む世界のNPOやロータリークラブなどによる井戸掘り、学校の建設、地雷の犠牲者へ義手・義足・車椅子を贈る等の支援が始まり ました。このように国際協力と支援の輪がますます広がっていきます。 2001年3月、ロータリークリアランド第1号を完成して以来、これらの村では、地雷・爆発物による事故が1件も起きていないと報告されています。 |
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| Q5 地雷除去は埋めた国、造った国がやるべきだ。 関係のない日本が金を出してやるのは 筋が通らないのでは? |
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| 誰がどこに埋めたかも分からないのが現実です。もちろん内戦ですからポルポト派が率いるクメール・ルージュ軍、カンボジア政府軍とベトナム政府軍が“めちゃくちゃ''埋めたのです。 地雷除去活動は「べき論」「筋論」でなく、できる人がやったらよいのではないでしょうか。地雷除去は理論や理屈ではなく、もっと現実的に人命を救うという、人道上の問題なのです。もちろんカンボジア政府もやっていますが、とても追いつかないので各国政府・国連・国際機関・民間団体が協力しているわけです。 |
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| Q6 現地の活動を見に行くことはできますか? | ||||||||
| 毎年2月上旬、国際ロータリー第2580地区の特別委員会がカンボジア現地視察の旅を企画しており、ロータリークリアランドを支援するロータリアンの参加を勧めています。 ヘイロトラストが除去作業をする地雷原を訪問して、紛争の歴史・復興と持続的開発等を学び、地雷処理、村人の生活、子供と学校など現地の状況を自分たちの目で確かめます。 |
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| Q7 2006年までの7年間、 寄付金はどのようにして集められ、 何に使われましたか? |
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| A 寄付金はこのようにして集められています 寄付金は多くの奉仕活動に見られる人頭割当方式で集められたのではなく、“地雷犠牲者を救おう"という人道的目的に賛同した人から寄せられた浄財です。1人でも多くのロータリアンの支援を求め、黄色い募金箱による“リトルドロップ"や卓話、イベント、クラブ周年行事そして地区大会・IMなど、個人の寄付や全国の地区・クラブの募金活動等によって集められました。 A これまでに6つのクリアランドが完成しました 2001年2月、ロータリークリアランド第1号が完成してロハール村の人々に引き渡されて以来、危険度の高い村を選び、地雷で汚染した土地をクリアしてきました。そして2006年2月、タイ/カンボジア国境をまたぐK5プレチョン村で第6号のクリアランドが完成。現在は第7号のロータリークリアランドの作業が進められています。 |
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| ロータリー クリアランド プロジェクト | ||||||||
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| ※東京RC:RI100周年記念特別寄付1千万円を含む | ||||||||
| (2006年2月現在) |