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カンボジア人による地雷除去活動 2000年、英国の非営利団体で地雷除去専門のヘイロトラスト(以下ヘイロと称す)と業務委託契約をして地雷除去作業を始めたロータリークリアランドプロジェクトは、シミリアップ州タシアム村の作業を終了して今年より新しい地域での活動を開始しました。 今年度、第2580地区は2つの地域を支援することを決めました。現在、ヘイロ専門家の訓練を受けたクメール人の地雷除去隊員による活動が続けられています。この地雷除去隊は、1組8人で編成され、これに潅木伐採班、特殊車輌班、調査班、地雷処理班、地雷安全教育ティームが連携して活動します。 ヘイロトラストと日本の援助 この数年、カンボジアにおけるヘイロトラストに対する国際機関および政府ODAの資金援助は年々増えてきました。危険度の高い地域での除去活動、除去隊員の現地雇用と技術訓練、地雷被害回避教育、村民に対する医療活動などその実績が高く評価されたからだ と思われます 1990年初頭、カンボジアで地雷除去活動を支援していた団体は数えるほどで、日本の団体では人道目的の地雷除去支援の会(JHADS)、難民を助ける会など数団体でした。 国際ロータリークラブの支援は、第2580地区のロータリークリアランドプロジェクトの他に、第2680地区の義肢製作技術者養成学校への支援、第2690地区おかやま山陽高校インターアクトクラブのワークキャンプそして個人では、第2630地区パストガバナー小野泰男氏の車椅子の寄贈などがありました。 その後、日本政府のODA草の根無償資金援助、東京放送(TBS)の地雷犠牲ゼロキャンペーン募金などの資金援助がヘイロトラストに対して行われました。 新しい展開 2003年6月、ヘイロは、「ロータリー対人地雷除去に関する特別委員会」の了解を得て、ロータリークリアランド第4号をバンティメンシイ州コックロミ村に移して除去作業を始めました。 カンボジアの北西部タイとの国境地帯に位置するバンティメンシイ州は、今回の調査で最も地雷による事故が多発する地域であることが判明しました。また、この地域はタイに通じる国道沿いに村が点在し、雨季になると道路が寸断されます。地域の復興と発展のために必要な道路の安全確保に対して村民から要請が出されていました。しかし、地雷が除去されて安全地帯となると、“タイ資本のカジノが進出して、ギャンブルビジネスの場所になる"と言った噂が人々の間に広がりました。ヘイロはこれらの事実を究明し慎重な調査をして、あくまでも人道目的を主眼に、そこに住む人々の安全確保の為、これらの噂の対象にならない地域を選び、除去作業を行いました。 |