クリアランドプロジェクト(第1回)
   プロジェクトの意議と構想
カウンセラー 徳増 須磨夫
(1998-99年度パストガバナー)

 この活動は、私が地区ガバナーを努めた1998-99年度から始まり、足かけ6年になりますが、その成果は着実に実を結び、将来、日本のロータリークラブの大きな歴史に残る世界社会奉仕活動であると思います。

 地球上には、カンボジアを初めとした紛争地域が数10ヶ所もあり、1億個を越える対人地雷が埋設されたといわれ、毎年数万人の人々が地雷や不発弾に触れ、死傷しています。

 少しでも早く、一人でも多く地雷の被害から救い、安心して暮らせる土地造りを進める事は世界平和の急務ではないでしょうか。

 ロータリーの世界社会奉仕として単年度中に起こった災害や被害に手を差しのべる事も大切ですが、長期に渡り1つの目的に向かって奉仕を続ける活動も重要であると考えます。

 ポリオプラスプロジェクトは、その良い例ですが、これは他の団体(国連、WHO等)も参画しております。

 地雷被害者の救済活動を行っているロータリークラブは存在しますが、地雷を除去して土地の浄化活動を実施しているのは唯一、当活動のみであります。

 活動資金が人頭割りの強制徴収方式でなく、この活動に理解をされた方々の善意によって賄われている事もこの活動の特徴です。数年間で大きな成果を挙げられたのは、偏に岡崎由雄座長(東京RC)を初めとする宮崎幸雄副委員長(東京RC)、及び原田良康(東京池袋RC)、齊藤栄一(東京城東RC)、土居岩生(東京お茶の水RC)、木村貴治(東京RC)、村瀬泰雄(東京小石川RC)各委員から為る常任委員各位の献身的な働きと歴代ガバナー補佐各位のご協力に他なりません。

 現地の作業グループ、ヘイロートラストからの報告によりますと、カンボジアから地雷や不発弾の無くなる日も遠くない(おおよそ10年以内)とのことです。

 私は、この様な活動こそ真のロータリー精神に基づいた世界社会奉仕だと思います。ロータリーの奉仕にヒーローがあるとすれば、当特別委員会の常任委員各位は第2580地区のヒーローと言っても過言ではなく、頭が下がる思いで感銘を受けております。

 今後とも、この活動が地区ガバナー直轄の特別委員会として続き、日本全国のロータリー活動として「地雷ゼロ、日本ロータリーの会」が発早され、その意識と成果が国際ロータリーを目覚めさせ、日本のロータリーの地位を上げるテーマとなる事を願って止みません。