【マンガ】奉仕の理念を未来へ繋ぐ ロータリーの原点決議23-34から紐解く奉仕の心
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69「決議23-34」の意義と第1項 「決議 23-34」はロータリーの奉仕理念を示した唯一のドキュメントです。奉仕の理念を理解するためには「決議23-34」を理解することが必要ということです。早速、紐解いていくことにしましょう。「決議23-34」のタイトルについて 2022年版手続要覧を開くと、ロータリーの基本理念の中に「社会奉仕に関する1923年の声明」が載っております。このタイトルは1923年にセントルイス国際大会で採択された当時は「綱領に基づく諸活動に関するロータリーの方針を再確認し国際ロータリーとロータリークラブにおける今後の手引きとなる原則を定めること」でした。これが1926年のデンバー国際大会でタイトルが「社会奉仕に関する 1923 年の声明」に変更されました。しかしながら1923年当時は社会奉仕(Community Service)に関する指針として定められたものではありません。Communityの意味は広く社会全体を現す言葉であり、その序文に「ロータリーにおいて社会奉仕解説編⑤ 決議23-34の意義と内容

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