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親睦活動の重要さを顧みる
武蔵野分区ガバナー補佐 田宮 力(東京武蔵野RC) |
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ポール・ハリスがクラブを立ち上げた時に、「淋しかったから」という語録を残している。荒廃した世相の中で、気心を通じた仲間と過す時間に至福の境地を求めた心境が偲ばれるのである。そしてロータリークラブにとっては、源流点となる原始語録であって、この流れは脈々と受け継がれており、将来においても止めてはならない流れであると思うのである。つまりハリスが興した社交クラブに求めた思想は、全てのロータリー活動の底流を為すものであって、変えられない組織の伝統であると考える。
クラブライフの思い出の中に、「ロータリークラブは仲良しクラブ」であるという先輩の教示がある。最近では耳にしなくなった言葉であるが、このことは、ロータリーが多様化した結果、原点の忘却が始まっているような気がするのである。いうまでもなく、ロータリークラブは社交クラブとして設立されたのであり、進化を遂げた現在においても重要な側面であると考えるものである。会員同士が仲良くしながら、心を磨いてお互いを高め合って品格を育てることは、現在のクラブにとっても理想なのである。ロータリーの親睦とは、「良好な雰囲気を作る友情の場である」といわれるが、感性的な娯楽と一線を画した親睦活動は、自己の不足を組織の中で学びあって知性を高めることを楽しむことである。この点に関して、「友」4月号新樹の声に、「会員の方々の人柄に接したり、会話することで、学ぶことの多さを実感しています」という記述が掲載されていたが、我が意を得た思いで拝読した。
セミナーや勉強会で知識を得ることも大切であるが、このことが過ぎると、クラブや会員の金太郎飴化が懸念される。個性を生かしたしなやかで品格のある会員のためには、柔軟な和諧クラブが理想であり、その原動力を親睦活動に求めるものである。
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