2007〜2008年度ガバナーの
任務を終えるにあたって



 あっという間の1年間でありました。ガバナーエレクトの研修会にはじまり、国際協議会、PETS、地区協議会とひたすら知識の吸収に務めると共に、課せられた務めを果たす事に汲々として参りました。ガバナー就任後も連日の公式訪問での職務の全うに、精一杯の日々でありました。しかし、慣れるに従い、やっと自分の考える事、望む事を素直にお伝えできるようになってまいりました。

 ウィルフリッド・ウィルキンソンRI会長の「Rotary Shares ・ロータリーは分かちあいの心」のテーマのもとに、その実践を各クラブに伝えながら、沖縄と在京のすべてのクラブへの公式訪問を年次大会の前に終えることができました。

 地区年次大会は、ウィルフリッド・ウィルキンソンRI会長夫妻の代理として、元RI理事 板橋敏雄PG(足利東RC)ご夫妻をお迎えして、昨年の11月14,15日に開催することができました。ビチャイ・ラタクル元RI会長に「The Ideal of Rotary」と題して特別講演を、翌日には、お茶の水女子大学の教授である藤原正彦氏に「日本のこれから、日本人のこれから」との題で記念講演をしていただきました。いずれも素晴しい講演でありました。
特にラタクル元RI会長のお話は、私を含めてすべての日本のロータリアンの共感するものでありました。

 また、当地区は東京の北部と沖縄のクラブで構成されております。東京・沖縄間は2,000キロの距離があります。したがって、これまで緊急の会議に参加できない委員がおられ、会議の開催を躊躇する事もありました。その問題を解決するべく、今年度新設されたWEB委員会の手を借りて、東京のガバナー事務所と沖縄の那覇RC事務所間に、テレビ会議システムを設置いたしました。年度後半には各委員会で頻繁に活用されるようになりました。聞くところによると、テレビ会議システムを持つのは、当地区が世界で始めてとの事であります。同委員会には、各クラブの例会の予定を地区のホームページで見られるようにしていただきました。

 同時に、立法案検討委員会と危機管理委員会も設置いたしました。後者については国内すべての地区に設置が求められていたもので、ご承知の通りであります。立法案検討委員会は、3年に一度開催されますRIの規定審議会での審議に関わる案件について、地区として、あるいは地区内クラブの意向に沿って、内容の検討・協議に応じようとするものであります。

 一年を振り返って、すべてに満足の行かないことばかりでありましたが、地区幹事、ガバナー補佐、地区副幹事、分区幹事、各委員長をはじめ、地区役員の皆さんのご協力で何とか使命を全うする事ができました。特に、年次大会のホストをお務め下さった東京葛飾東RCの皆さん、コホストの東京葛飾中央RCの皆さん、そして地区協議会のホストをお願いした東京四谷RCの皆さん、誠に有難うございました。

 更に、当地区のパストガバナーの皆様のご理解とご支援に、心から感謝申し上げたいと存じます。当地区のパストガバナーの方々は、「大きく軌道を外れない限り、その年度のガバナーが自分の思ったとおり、好きなように地区の運営に当たればよいのだ」とおっしゃって下さいました。お陰で、私も物怖じせず、思うようにガバナーの務めに邁進することができました。第2580地区のガバナーで誠に幸いでありました。

 そして、事務局の皆さんのご尽力にも心から感謝したいと思います。特に、今月をもって退職される足立さん、清水さんのお二人には大変お世話になりました。なかでも、足立さんには2750地区と分割された年度以来長い間、当2580地区のガバナー事務所を裏方として支えていただきました。当地区のロータリアンを代表して、お二人に御礼を申し上げます。本当に有難うございました。

 最後に、国際ロータリー第2 5 8 0 地区と地区内各クラブの益々の発展とロータリアン各位のご活躍、ご健勝を祈念して、ガバナー退任の挨拶とさせていただきます。

 一年間、本当にお世話になりました。有難うございました。