「ガバナー公式訪問に同行して」

東分区ガバナー補佐 石橋正男(東京東江戸川RC)

 当地区東分区のガバナー公式訪問は、7月6日の東京東RCを皮切りに、11月8日東京江戸川中央RCを最後として、東分区全15クラブの訪問を滞りなく終了した。因みに、東京江戸川中央RCの公式訪問は当地区内71クラブの最終を締めくくるものであった。

 間欠的ではあったが、この4ヶ月に渉る行事遂行に対し深甚なる敬意を表したく思う。公式訪問の折の卓話時に於いては、常に一貫して「職業奉仕」に係わるものであり、ロータリアンがこの奉仕活動の意味をどの様に捕らえたらよいのかの道しるべを示してくれた様に強く感じた。ガバナーからのこの示唆に対しての各クラブでの捕らえ方にはかなりの濃淡の差が感ぜられたが、それは又致し方のないところであろう。だが、いずれにしてもこの数年RIで隅っこに追いやられて来た様に見られたこの奉仕部門を強く認識させてくれたことは、ビチャイ・ラタクル元RI会長のRIへの警鐘とともに、極めて重みのあるものであるとの認識を惹起させていただいた思いである。各クラブ協議会発言の途中で所望された委員会活動へのコメントでは、社会奉仕や世界社会奉仕などに過去の実例や歴史からのヒントを示されて、それぞれの発表者に大いに参考になった様に感ぜられた。

 ガバナーは東京日本橋の生まれで、現在会社の5代目ときく。“江戸っ子”であるが由に粗忽で、時には問題発言で物議を醸す・・・と、ともすると自虐的にも思われる自己紹介をしておられたが、どうして・どうしてその開示は、ガバナーご自身の本音とは到底思われず、江戸っ子特有のやせ我慢とも思われて、その底辺に散見する信念はかなり頑固なものでありながら、周囲に対して不快感を与えない配慮はさすがに70年余の豊かな人生経験と3拾数年に渉るロータリーライフで培われた果実の発露とお見受けした。

 いずれにしても小生としては、自分で気付かずつい老害を示しがちな昨今、改めて自己反省させていただいた良い機会を拝受したとの思いを強く噛み締めた半年であった。